Youtuberになってみたいけど…
好きなことで生きていく=Youtuberではないですが、気軽にはじめられる手段の1つなのは確かです。でも、そこで問題になるのは「顔出し」です。やってみたいけど、顔を出すのはちょっと…という方は結構いると思います。
日本のYoutuberランキングをみても、ほとんどの方が顔出しで行っています。でも、顔を出したら、成功する確率が上がるというわけではありません。それで失敗したら、黒歴史として永遠にネット上に残ってしまう可能性もあります。
そこでASMRです。
その点、ASMRだとYoutuberを始めるにあたって気になる点をクリアできます。私が思いつく利点をいくつかあげてみます。
ASMRなら顔出しすることなく始められます。ページめくりやキーボードのタイピングなら、映るのは手だけです。撮影アングルや扱うテーマによっては、手だけでなく鼻から下の部分が出てしまう場合もあります。そんな時は、付けヒゲやホクロ、エクステなどでかるく変装したり、自分が普段着ないテイストの服装で撮影すれば大丈夫です。
身バレする可能性を限りなくゼロにしたいなら、画面は静止画で音だけ流すタイプにするのがベストです。ASMRではささやく感じで話すので、声だけで特定されることはないでしょう。
顔出しなしで出来るジャンルとして、絵描きや楽器の演奏があります。でも、これらは技術を身につける時間が必要です。それに加えて視聴する側も耳や目が肥えています。そんな彼らを満足させるには、さらなる技術の向上+個性がないと支持されません。
その点、ASMRは特別な技術がなくてもスタートできます。もちろん、人を惹きつける個性やアイデアは必要ですが、それはどのジャンルにおいても言えることです。
もし何か得意分野があるなら、それとASMRをコラボすることで他のASMRtistとは違った魅力が出せます。
ASMRは音がメインなので、言語の壁(ランゲージバリア)はさほど問題になりません。日本人(日本語が分かる人)を相手に登録者数1万人を目指すのは難しいです。でも、ASMR動画は世界中の人を対象にできるので、難易度もいくらか下がります。
ただし、検索に引っかからないと意味がありません。動画のタイトルや概要には、日本語以外に最低でも英語は入れてください。例えばタイトルが「ASMR 耳かき 音フェチ」だけだったら、日本人か日本語を入力できる外国人しか見に来ません。
これだと耳かきASMRを探してる外国人の方が、あなたの動画にたどり着く可能性はとても低いです。この場合、タイトルに ear cleaning を加えるだけで、英語圏ユーザーの検索結果や関連動画にも表示されるようになります。
クオリティーにこだわらなければ、スマホのカメラでも作成できます。画質が悪かったり録音しか出来ない場合は、静止画+音声でASMR動画を作る方法もあります。
「ASMR動画は音質とか重要なんじゃないの?」と思うかもしれません。確かにその通りです。でも、今は投稿者になる立場から考えています。
例えば、いい機材を揃えて始めたけど、1ヶ月も経たないうちにやる気がなくなった。なんてのは最悪のパターンです。
何も追加購入しなくても、ASMR動画は作れます。このジャンルが自分に向いているかを確かめてから、いろんな機材を揃えれば良いのです。
ASMR動画を作っていて楽しいと感じたら、好きなASMRtistが使っている物を参考にして、購入する機材を選びましょう。
まとめ
顔出し&技術なしでも始められるASMR動画は、Youtuberの世界を体験するにはちょうどいいジャンルです。もし人気が出たらラッキー。仮に失敗しても身バレの心配はありません。その時はチャンネルをそっと閉じて、静かにフェードアウトしましょう。