TaoMix2の使い方。
画面上にサウンドアイコンを配置して、自分好みのミックスサウンドが作成できるアプリです。録音データや外部サウンドを取り込むと、カスタマイズの幅が更に広がります。
基本操作
TaoMix2を起動すると、[My first soundscape]というプリセットサウンドが表示されます。まずはこれを使って基本操作を説明していきます。
画面上にあるすべてのアイコンは、ドラッグして位置の変更が可能です。白いサークルに近いサウンドほど強めに再生されます。この白いサークルは固定だけでなく、移動し続けるようにもできます。
エアホッケーの白いパックのように、どんな角度やスピードで移動するかを指を使って調節します。これにより各サウンドの強弱に変化がつけられます。白いサークルの位置を固定したい場合は、ロングタップしてください。
スピードの調節は、メーターアイコンからも可能です。+にいくほどスピードが速くなります。サウンドの再生と停止は、左下のアイコンをタップして行ってください。
サウンドアイコンの音量と色の変更
サウンドアイコンをロングタップすると矢印が現れます。そのまま上下にスライドすることで、音量の調節が可能です。アイコンの大きさが音量の大小を表しています。
サウンドアイコンをタップすると、色が変更できます。
サウンドスケープの作成
TaoMix2では音の組み合わせを、サウンドスケープという単位で管理しています。「soundscape(音風景)」という名前が示すように、いろんな音を配置して自分だけの音の風景を作っていきます。
新しいサウンドスケープの作成
左上のアイコンをタップして、[My soundscapes]のページに移動します。
[New soundscape]をタップすると、My soundcape2が作成されます。名前は[Edit]で変更可能です。左へスワイプ、または画面右側のエリアをタップするとメイン画面へ戻ります。
サウンドの追加
[+]をタップしてサウンドを追加します。サウンドスケープの名前は、Testに変更しました。
初期状態だと利用できるサウンドパックは[The essentials]のみです。今回はサウンドリストの中から、Bird chirping・Light rain・Zephyrを選びました。
サウンドアイコンの音量や位置、白いサークルの動作を決めて完了です。
無料サウンドパックの追加
TaoMix2ではサウンドパックをダウンロードすることで、いろんなサウンドを追加することができます。
[Autumn stroll in the forest]と[Colors of noise]は無料です。[Free]をタップしてダウンロードしてださい。
録音してサウンドを作成
TaoMix2では、自分で録音したサウンドデータを利用できます。
サウンドパックのリストにある[My recordings]をタップ。準備ができたら、ボタンを押して録音を開始してください。最大で30秒録音できます。
サウンドデータを保存する場合は、名前をつけて[keep]を選択してください。
[My recordings]から先ほど保存した[Tapping]を選ぶと、画像のようなマイクアイコンでサウンドスケープに追加されます。
その他
①タイマー機能
②サウンドの全削除
③サウンドのランダム作成
好きなサウンドを追加する方法。
TaoMix2では録音データ以外にも、お気に入りのサウンドを外部から取り込むことも可能です。パソコンがない場合は、クラウドストレージから追加してください。
パソコンから追加する
iFunbox
パソコンとiOS(iPhone,iPad)デバイス間でデータのやり取りをするのに、とても便利なソフトです。WindowsとMac版があります。
iFile Free
ファイルマネージャーアプリです。 無料アプリだとiFile Freeが使いやすいと思います。
パソコン
iOSデバイスをパソコンに接続してiFunboxを起動します。それから[アプリ データの管理]にあるiFileのアイコンをタップして、[オープンサンド]を選択してください。
TaoMix2に追加したい音源をドラッグ&ドロップでコピーします。これでパソコンでの作業は終了です。
iOSデバイス
iFileを起動して、先ほどコピーしたMP3ファイルをロングタップします。
メニューが現れるので、[ファイルを開く]を選んで[TaoMix2で開く]をタップしてください。
TaoMix2が起動するので、My recordingsを確認してください。画像のようにサウンドが追加されているはずです。
TaoMix2での録音だと30秒までですが、外部から追加したファイルに長さの制限はありません。1時間ほどのサウンドファイルもOKでした。
録音ファイルや追加したサウンドは、soundpacks\myRecordingsにm4a形式で保存されています。
クラウドストレージから追加する
DropboxやGoogleDrive、OneDriveなどからサウンドを追加します。この方法だとネット環境さえあれば、いつでも好きなサウンドを取り込めます。
iFile Organizer
このアプリ1つで複数のクラウドストレージを利用・管理できます。異なるクラウドサービス間でファイルのコピーや移動をする時に、iFile Organizerがあると捗ります。
ますは[+]をタップして、クラウドストレージのアカウントを追加します。GoogleDrive・Dropbox・BoxDrive・OneDriveが利用できます。
アカウントにログインして、iFile Organizerとのリンクを許可してください。
追加したアカウントは、こんな感じでリスト表示されます。今回はDropboxを利用して、TaoMix2にサウンドを取り込みます。
Dropboxにアクセスしたら、追加したいサウンドをタップで選んでダウンロード。
ダウンロードしたファイルは[Files]にあります。[ i ]アイコンをタップして、メニューから[Open in]を選択します。あとは[Open in TaoMix2]を選んで完了です。
[My recordings]に先ほどのheavy-rainfallが追加されました。
まとめ。
無料サウンドだけでも十分リラックスできますが、このアプリの魅力は自由度の高さです。前のTaoMixと比べると、TaoMix2のカスタマイズ性は格段に上がっています。
もしアプリ内臓のサウンドが自分に合わなくても、外部から音源を追加できます。なので、自分の好きな音源のみでサウンドスケープの作成が可能です。
サウンドアイコンやサウンドスケープの数にも制限はなさそうです。TaoMixにはAndroid版があるので、TaoMix2もそのうちリリースされるかもしれません。